原因とメカニズム

老化の原因とメカニズム

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人がなぜ若々しい状態から老化していくのか,という問題は,一筋縄で解けるものではありません。さまざまな分野の科学が進歩したとはいえ,そのメカニズムは誰も明らかにすることができていません。では,老化の原因やメカニズムについてどのようなことが説明されているでしょうか?

 

一つは,細胞レベルで見た生物学的な考え方です。人の細胞は,生きている限り新陳代謝を繰り返して新しく生まれ変わっています。通常,7〜8年前の自分の体を作っていた約60兆もの細胞は,今現在すべて入れ替わっているといわれています。この過程で必要なのが細胞分裂ですが,その際に染色体の末端にあるテロメアという構造が分裂のたびに短くなります。こうして細胞分裂を行なうことができなくなり,結局体を新しくできずに死に向かうことになる,という訳です。

 

また,最近よく耳にする活性酸素が原因である,という栄養学的な説もあります。活性酸素とは,体内に取り込まれた酸素の中でも不安定なもので,自らを安定させるために他から電子を奪おうとします。それによって,細胞や遺伝子が傷付き,不快な症状や健康上のトラブル,病気を引き起こすと考えられています。活性酸素は,紫外線や喫煙,ストレス,電磁波など現代の生活であふれるようになったものが発生源とされています。

 

生き続けたいと願う人の体が老化していくことには,深い理由があるに違いありません。それが何であるにせよ,現状で少しでも健康に,また若々しく生きていけるようにしたいものです。

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