脳の衰え

脳の衰えについて

スポンサードリンク

老化は脳にも現われます。高齢者世代にならなくても,20〜30歳代でも学生の頃より脳の働きが弱くなっていることを実感することは少なくありません。では,老化によって脳はどのように衰えるのでしょうか?

 

一番多いのは,物忘れでしょう。誰でも年を取れば,記憶領域の働きや学習能力が弱くなるものです。人の名前が思い出せない,しようと思っていた用事を忘れてしまう,表現力が乏しくなり,あれとかそれという言葉が多くなる,といったことは,老化による脳の衰えの一つです。

 

高齢者にこのような物忘れが見られるようになると,認知症ではないかと疑う人もいますが,老化による物忘れと認知症はまったく違うものです。認知症は脳の障害によって起きるれっきとした病気です。しかし,物忘れは脳の働きが弱くなっただけに過ぎません。ですから,判断力は十分あり日常生活は普通に送ることができ,自分の物忘れも自覚しているものです。認知症の場合は,出会った人が誰だか分かりませんが,物忘れはその人の名前を思い出せない程度です。

 

このような脳の衰えは老化現象ではありますが,脳をあまり使っていないことも大きく影響しています。人との接触が多かったり頻繁に出掛けたりするなどして活発な生活をしている人は,そうでない人に比べて脳の衰えが軽い傾向にあります。

 

しかし,最近は高齢者の単身世帯も多く,そのような人たち同士のつながりも弱くなっていることから,脳の衰えという老化現象が起きやすい状況にあるといえます。

スポンサードリンク