高齢者の関節痛

高齢者に多い関節痛の原因や現状

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関節痛は高齢者に多く見られる症状の一つです。特に,ひざの変形性関節痛は年を重ねるほど増えていく傾向にあります。では,高齢者の関節痛の現状や高齢者に多い原因などについて見てみましょう。

データから考える高齢者の変形性関節症

変形性膝関節症という名前で膝関節痛に代表されるような関節痛の変形性関節痛になる人が多くなるのは,45歳を過ぎてからです。もちろん,それより前に発症する人も少なくありませんが,中高年での増加が顕著になります。特に女性に多く,全体的に男性の1.5〜2倍程度の女性に関節痛が見られます。

 

平成19年にまとめられたデータでは,その時点で日本には100万人近くの人が何らかの関節症を患っているとされています。そのような関節の痛みを訴えて病院を受診する65歳以上の人の数は,男性では腰痛と頻尿に次ぐ3位,女性では腰痛に次ぐ2位となっているほどありふれた症状です。関節の痛みを感じ始めた年齢については,平均して約56歳となっています。

 

このように見ると,関節痛は明らかに老化による症状であって,加齢が発症の大きな要因であるといえるでしょう。さらに,関節痛を訴える女性が男性よりも多いのも注目すべきことです。これには,筋肉量が関係しているでしょう。よく使う関節の周りの筋肉がしっかりしていれば関節への負担は軽くなりますが,女性は筋肉が弱いため,男性よりも関節痛になりやすいと考えられます。

 

また,関節痛のある人の行動パターンとして,男性は病院での治療や安静が多いのに対し,女性はサポーターの使用が多い,というのも興味深いデータです。高齢の男性には関節痛がきっかけで,病院に行く以外は家に閉じこもる人が多いのかも知れません。

 

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