活性酸素から身体を守る

活性酸素とは

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予防医学やアンチエイジングなどの話題で必ず取り上げられるのが,活性酸素です。酸素を吸って生きている人間にとっては係わりを立てない存在です。では,活性酸素とはどのようなものなのか,見てみましょう。

 

食べ物から得た栄養素をエネルギーに変えて体を動かすために欠かせないのが,酸素です。酸素そのものはエネルギーになりませんが,血流に乗って全身に運ばれ,エネルギー産生において重要な役割をしています。酸素供給が止まると,人は生きられません。ちょうど炭を燃やすのに酸素がなくなると火が消えてしまうのと同じです。

 

このように生きる上で不可欠な酸素ですが,元々不安定な性質があるというのが難点です。そのため,絶えず何かと結び付こうとして相手を探しています。水素と結び付けば水になり,炭素と結び付けば二酸化炭素になり,さらに鉄などの金属を酸化させる,つまりサビ付かせることもあります。

 

さて,活性酸素とは何かということですが,元々不安定な酸素がさらに不安定になったもののことです。詳しいことは原子レベルの話になるので省きますが,活性酸素には,スーパーオキシドアニオン,過酸化水素,ヒドロキシラジカル,一重項酸素の4種類があります。呼吸によって得る酸素の2パーセント程度がこのような活性酸素に形を変えるといわれています。

 

非常に不安定な活性酸素が体内で発生すると,近くにある細胞をサビ付かせてしまいます。それが健康への悪影響を与えると指摘されています。

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