本当に悪影響があるのか?

活性酸素は本当に悪影響があるのか?

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活性酸素についての研究はまだ途中段階で,いろいろな研究報告がされたり独自の説が発表されたりしています。活性酸素の体への影響についても異なる意見が出ています。では,活性酸素は本当に悪いのでしょうか?

 

この議論で取り上げられるのが2005年7月に発表された論文で,その中では細胞内のミトコンドリアが変異して老化が現われるのには,活性酸素ではなく細胞のアポトーシス(自己破壊)が関係している,とされています。その研究では,異なる老化を示しているいくつかのマウスを使い,それぞれの活性酸素レベルを調べても,ほとんど差異がなかった,ということが根拠として挙げられています。

 

ただ,これと同時に,現在でも活性酸素が人体に与える悪影響や抗酸化物質の効果などについての研究が進められ,新しい報告もされています。また,健康ブームに乗って活性酸素が有害であるという考えが一般に広がってもきました。今のところ,活性酸素は健康を害し老化を早めるものである,とするのが有力であるようです。

 

しかし,いわゆる健康食品の宣伝文句として,活性酸素ということばが独り歩きしている感は否めません。とにかくダイオキシンが悪い,紫外線が悪い,食品添加物が悪い,それでガンになる,などという話も耳にするでしょう。活性酸素が悪いからあの健康食品を買わなければ,と考えるのは非常に短絡的です。

 

何らかの健康法を取り入れるには,活性酸素の正体やその影響,体が持っている防御システム,抗酸化物質の特徴と働きなどを理解しておくことが大切です。

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